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なぜ50代以降は、乾燥と冷えが進むのか

50代を過ぎた頃から、

「昔より肌が乾燥しやすい」

「お風呂に入っても温まりにくい」

そう感じる方が増えてきます。

それは気のせいではありません。

体の構造そのものが、少しずつ変化していきます。

皮膚の変化

年齢とともに、皮膚は徐々に薄くなります。

角質層の水分保持力も低下し、

バリア機能が弱くなります。

若い頃は自然に保てていた潤いが、

逃げやすくなる。

その結果、乾燥を感じやすくなります。

さらに、皮脂分泌量も減少します。

皮脂は肌を守る天然の保護膜ですが、

減少すると外部刺激を受けやすくなります。

洗浄力の強い製品や、

刺激の強い入浴剤が負担になるのは、

このためです。

血流の変化

冷えの原因は、筋肉量の低下だけではありません。

毛細血管の密度は加齢とともに減少し、

血流も穏やかになります。

そのため、体の末端まで熱が届きにくくなります。

「お風呂に入ってもすぐ冷える」

という状態が起こるのは、

体の循環そのものが変わっているからです。

強いケアが合わなくなる理由

乾燥と冷えが進む体に対して、

強い刺激を与えるとどうなるか。

一時的にはスッキリします。

しかし、その後さらに乾燥しやすくなることがあります。

年齢とともに必要なのは、

足すことよりも、

奪いすぎないこと。

刺激を重ねるよりも、

負担を減らすこと。

Screenshot

整えるという選択

ソイルは、治すものではありません。

乾燥を劇的に改善するものでも、

冷えをすぐに解消するものでもありません。

けれど、

・刺激を加えすぎない

・肌環境を乱しにくい

・毎日続けられる

という点で、

“整える”という考え方に近いものです。

年齢とともに変わる体には、

それに合ったケアがあります。

強く変えない。

やさしく支える。

それが、私が今、大切にしている考え方です。